鴫谷家の長屋門 しぎやけのながやもん
「しぎやけ ながやもん」は、えどじだい、たなかはん の おいしゃさんだった しぎやさんちの おうちのもんです。
いまからだいたい 160年まえ の1858年に しぎやさんが ながやもんをつくりました。
しぎやさんちは、もんのなかにあるへやで、おいしゃさんとして かんじゃさんのしんさつをしていました。
ながやもんのおおきさは たかさ6.5メートル、ながさ17メートル、おくゆき4.5メートルだよ。
ふじえだしでは かやぶきのたてものがのこっているのは、一つだけです。
それがしぎやさんちの ながやもん です。
かやぶきの かやというの、はススキなどのくさのことです。
むかしは すすきをたばにしてやねにしていたんだよ。
やねを したからみてみよう。
かやぶきの やねのあつさや かや(すすき)のたばがやねになっているのがわかるよ。
むかって右がわは、どまのへやになっていて、むかしは やねをなおすための かやや お米などをしまってあったよ。
今は、むかしのひとがつかっていた のうぎょうの どうぐを見ることができる しりょうかんになっているよ。
かやぶきやねを うちがわから見たところだよ。
やねは、雨がながれやすいように かくどを急にしてつくられていたよ。
しぜんのざいりょうでつくられていたかやぶきやねは、なつはすずしくて ふゆはあったっかくすごすことができたんだよ。
かやぶき屋根は、20ねんくらいで あたらしいかやにこうかんしなければいけないんだよ。
今のやねは、平成13ねんにつくりなおしたものなんだよ。
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